活水学院本館(東山手) [長崎]

↓オランダ坂の一番上から。向こうの山の中腹に、大浦天主堂が見えます。
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翌日は、「長崎さるく」に参加して、東山手をガイドさんと歩いてきました。
さるくなら、普段は見学できない「活水学院」を見学できます。
上の絵の赤い屋根が活水学院です。

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こちらは、キリスト教新教(プロテスタント)メソジスト派(イギリス系。日本では青山学院、関西学院など学校教育に貢献した教派)が設立した、日本の女子学校の草分けです。
二十六聖人殉教地では疲れ果てましたが、プロテスタントはわりとそういう要素がないので安心(笑)。

ここの校舎の一部はヴォーリズの建築だそうです。

見ればわかるだろうと簡単に考えていましたが
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みんなよく似た外観。


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写真だとわからないですが、肉眼では明らかに古さがまちまちです。
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どの部分が元祖ヴォーリズなんでしょうねぇ??
ガイドさんに、竣工時の古写真を見せていただいて(さるくは、古写真を見ながらまわります)

一番古いところかなあ

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という感じになりました。
それで正解でした。

この写真の、円柱上の部分から左は増築されたものです。
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うーん、中まで見ないとヴォーリスらしさがわからないです。
玄関だけでも見たかったなー。


一番古い校舎の前には、「活水」の由来となる、聖書の言葉の碑がありました。
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「さらば汝に活ける水を輿へしものを」

ガイドさんの解説によると、
「活ける水というのは、イエス・キリストのありがたい教えのこと。
キリスト教主義のこの学校で、四年間しっかり学んでその水を飲んで、キレイになって卒業しましょう。」
マジ訳はこちら

活ける水というか雨水にヒヤヒヤした一日でした。
でも結局、午後はほとんど降らなかったです。あーよかった。

余談ですが、路面電車が通っている道の活水学院下の建物が解体工事中で、今なら電車通りから校舎の一部が見えます。
もっとちゃんと見てくるんだった!!


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