清水港 2011年9月【2012絵画展作品】 [2012年1月「海の底が動いた年」]
清水港 静岡県清水区 2011年9月 F3(273×220)
前の2枚と同じような場所から、違うときに描いた作品です。
これはすごく気に入っていて、描いたときの状況をよく覚えていないです。
気に入ると、描いたときの記憶の上に、その後で絵を見たときの記憶が上書きされていくような感じです。
夕暮れ、ほぼ真っ暗になって、最後にちょっとだけ光が残っている状態が好きです。
そういう表現は写真にかなわないと思っていたけど、最近の人は(カメラは)そのあいまいさをクリアーにしてしまうから、つまらなくなりました。
絵にチャンスが巡ってきたと思っています。
多分そんなことを考えているのは私ひとりでしょうww
暗いとよく見えない、当たり前だけど素敵なことです。
ちなみにこれは売れてゆきました。