巻物ライブ制作の様子(2)@「ご近所×遠く」のびのび荘 [2016年3月「ご近所×遠く」@のびのび荘]
(1)からの続きです。
↓つり革を描いているところです。
細かい作業をするときは、小指を支柱のようにして筆を立てます。
人物に明るい色を乗せていきます。
絵がいきいきとしてくる、楽しい瞬間です。
------------------
同じ筆の腹(側面)を使って、山を塗ります。
姿勢や筆の持ち方を変えて、1本の筆でいろいろな表情を出します。
本人はわりと無意識にやってます。
絵の舞台となったその日そのときの様子を思い出し、そのときの色やかたちの記憶と自分の道具とを、必死に結びつける、その結果がこういう動きなんですね〜。
2枚目に入ります。
さて、ここまでは1本の筆でしたが、空は別の筆(太目の平筆)を使います。
この筆は、ポスターカラーをベタ塗りする用のデザイン筆(の、すり減って角が落ちたもの)です。
この紙に合ってます。
新しいときはキレがありすぎてベタ塗り以外には使えなかった筆だけど、古びていろいろに使えるようになってきました。
だいたい、ベタ塗りの筆はキレがなくなった地点で買い替えるものだけど、こういう第二の人生(筆性)があるとは。
空は、1枚の紙全体を一気に大きく塗っていきます。
そして、元の筆に戻して山を描きます。
雪の部分は(1)で下準備したクレヨンです。
よく、写真を見ながら描くのかと聞かれるけど、写真は撮っていないです。
(車両の色やロゴなど固有の色が決定していたり、間違えてはいけない要素がある場合は写真も使います)
こういう乗車メモを作る地点で、巻物にすることはなんとなく意識しているので、それ用の記憶をしています。
それを引き出す作業はとても楽しいです。
頭の中が整理されて、本当に必要なものだけ保存しているような感じで。
で、それこそが絵だと思ってます。
続く。
↓つり革を描いているところです。
細かい作業をするときは、小指を支柱のようにして筆を立てます。
人物に明るい色を乗せていきます。
絵がいきいきとしてくる、楽しい瞬間です。
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同じ筆の腹(側面)を使って、山を塗ります。
姿勢や筆の持ち方を変えて、1本の筆でいろいろな表情を出します。
本人はわりと無意識にやってます。
絵の舞台となったその日そのときの様子を思い出し、そのときの色やかたちの記憶と自分の道具とを、必死に結びつける、その結果がこういう動きなんですね〜。
2枚目に入ります。
さて、ここまでは1本の筆でしたが、空は別の筆(太目の平筆)を使います。
この筆は、ポスターカラーをベタ塗りする用のデザイン筆(の、すり減って角が落ちたもの)です。
この紙に合ってます。
新しいときはキレがありすぎてベタ塗り以外には使えなかった筆だけど、古びていろいろに使えるようになってきました。
だいたい、ベタ塗りの筆はキレがなくなった地点で買い替えるものだけど、こういう第二の人生(筆性)があるとは。
空は、1枚の紙全体を一気に大きく塗っていきます。
そして、元の筆に戻して山を描きます。
雪の部分は(1)で下準備したクレヨンです。
よく、写真を見ながら描くのかと聞かれるけど、写真は撮っていないです。
(車両の色やロゴなど固有の色が決定していたり、間違えてはいけない要素がある場合は写真も使います)
こういう乗車メモを作る地点で、巻物にすることはなんとなく意識しているので、それ用の記憶をしています。
それを引き出す作業はとても楽しいです。
頭の中が整理されて、本当に必要なものだけ保存しているような感じで。
で、それこそが絵だと思ってます。
続く。