日本の車窓から その1(2013年7月-2014年3月) [新島々えきなかギャラリー]

新島々えきなかギャラリー 第6期の展示です。
展示の様子

アルピコ交通

展示が3年目となり、この頃から「新島々でも展示してますよね?!」という声をかなり聞くようになりました。

第5期の作品選びから「このままでは、既にウケた絵だけ持ってくるようになりそうだ」という危機感を感じ、1回1回真剣に内容を考えることができるようなテーマを選ぼうとちょっと方向転換しました。(それでもやはり、おなじみの絵の登場は避けられないorz)

それまでは、待合室だから、プリントだから、知り合いがあまり来ないから、と、言い訳を見つけてどこかよそ行きな構成を作っていた部分もありましたが、とうとう素になってしまったかもしれません。

↓山田線 キハ58 2002年9月
020921_11s.jpg
初めて山田線に乗ったときの絵です。
こんなに車内をしっかり描いたのは初めてだったかも。
カモシカとの衝突による抑止で時間がたっぷりあったから描けました。
あれから10年以上を経て、これだけ車窓を描くようになった原動力は、あのカモシカの命なのかなと思ったりもするようになりました。意味不明?!


↑この絵のことは、展示準備をしていたときにブログ記事にしています。
どうも当時、これを引っ張り出すことには勇気が必要だったみたいですね。
またも、コメ欄の方々のキャラと言っていることににブレがなく感動しましたw
(当時はコメ返ししていなかった..。すみません。)
2013年7月16日の記事


↓岩泉線 浅内付近 2002年9月 上の絵を描いた翌日の夕方。
020922_11s.jpg
もしかして自分、車窓がかなり描ける?!と、自分の中で何かと何かが重なったような瞬間でした。
ああまた意味不明。

これは2003年檜画廊個展のDMにしました。
当時は印刷所に原画を送ってハガキを刷ってもらっていました。
今、こうして自宅でスキャン・プリントしていることに時の流れを感じます。

↓只見線 只見付近 2002年10月
021019_21s.jpg
これもブログのどこかに載せたかも。
只見線にしては珍しく、ロングシートが来ちゃったのでした。
日帰り乗りっぱなしで只見線に行くのが好きでした。
なんとか、、、、全通して欲しいです。

↓土佐くろしお鉄道 夜須付近 2006年10月
061028_21s.jpg
土佐の海は真っ青だと想像していたけど、実際は天気にかかわらずドス黒かったです。
黒潮は黒いんだなーと思いました。
しぞーかとかだと沖に黒い潮のラインが見えるけど、土佐だともう、海岸線まで黒いような。
(ちょっとオーバー表現気味)

おおむね好評で、反響もあったこの展示。
その一方で、「長野の絵じゃない」という厳しいご感想もあり(複数の方からこのような感想をいただいており、この感想にお心当たりのある方個人を厳しいと思ったわけではありませんので気にしないでください)、改めて、このエリアとは真剣に関わっていかなければと真摯に思った次第です。

つづく。

アルピコ交通様では、展示してくださる方を随時募集しております。
展示させていただき、ありがとうございます。

共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。