なつかしの電車・気動車その1(2013年8月-2014年2月展示)

2013年8月から2014年2月のはじめまで、BB.つばめにて展示させていただいた絵です。

鉄道ムードの床屋BB.つばめ
→展示の様子

これらは2003年の1~3月に描いたもので、大きさは、すべてB6です。
(写真でいうとだいたいL版)

高校生くらいから、いつかは駅や車両をそれなりに描けるようになりたいと思っていました。
この頃、状況が整い、
「今でしょ?!」←当時はこんな言い回しはなかったけど、まさにそう思いました。
それで、待ち時間などを利用して、かなり積極的にホームと車両を描いていました。


久留里線 キハ37　木更津駅　2003年1月4日
この当時、一番よく描けたと思っていたキハです。
でも今見ると日の丸構図(笑)。
写真業界では随分日の丸を嫌いますけど、私は別にいいじゃんと思ってます。
まあ確かにちょっと古くさい構図ではあるけど、この素朴さは現代人が取り戻した方がいい感覚なのかな、と思ってます。
え、昔書いてた記事と違う?!スイマセン
この後、上総亀山駅の車止めを描きました。>>あおたけさん

【当時のねらい】
列車はすぐに発車してしまうので、短時間で形やホームや駅施設とのバランスを捉えること、また、その短時間に自分はどの程度、何を出来るのかを把握することが課題でした。
車両デザインなどは変わっても、大きさやバランスは変わらないので、この頃の短期集中特訓は今でも役に立っています。
※デッサンの学び方としては邪道なので、絵の勉強をしている人は参考にしないで下さいね。

この人工的な時間との戦いが、他の被写体ではあまり得られない面白さで、それは絵でも写真でも同じだな、と思います。


沼津駅　2003年1月19日
日付とヤル気のないタッチから、18きっぷの消化試合だったことがよくわかりますw
右の湘南カラーと、手前の木のベンチが描きたくて、結果的に左のあさぎりまで描きました。
湘南カラーもあさぎりももうないので、今見ると、ノスタルジック度が高くていい感じになりました。
今なら、御殿場線らしさを考えてもうちょっと左に振るかな。


海芝浦駅　2003年2月
今や懐かしの黄色い電車ですが、この頃は普通に感じていました。
それでも、屋根のRとかスカートまわりのパーツの手造り感に、昭和を感じていました。


尾久操車場　2003年2月
右端にチラ見えしているのは夢空間ですね。


鶴見駅 2003年3月
歩道橋から。
古い駅にちょこんと顔を出したような黄色い電車がかわいかったです。
この直後に、JR東日本きっぷ(株式完全上場記念で12000円で2日間乗り放題)での東北遠征を控えていたため、練習でわざと構図を広くとりました。
駅側に寄った絵も描いておくんだったなあ。

鉄道ムードの床屋BB.つばめ様、ありがとうございます。
つづく。