ヴォーリズを訪ねて近江八幡へ(2) [建物と街並み]

近江八幡市立資料館のすぐ先には、「重要伝統的建造物群保存地区」のいわゆる「近江商人の街並み」があります。
駅前の観光案内所の方に教わったとおり、ヴォーリズ記念館の方角に歩いていきました。
b101018_01.jpg

いや~、いい!!


---------------------------------------------------
ひそかに全国の重要伝統的建造物群保存地区全制覇を目指し、かなり踏破している私ですが、ここは非常~~にいいです。
古いのですが、全く暗い気配がないです。
結果的に古いまま残った町ではなく、積極的に大切にされてきた感じがしました。
無理やり保存しているような雰囲気でもなく、とても自然な姿でした。
しかも車があまり通らず、観光客もいません。(平日だったから?)
そして団体バスの駐車場がない!!

主観的な感想ではありますが。
b101018_03.jpg

b101018_02.jpg

b101018_06.jpg
b101018_05.jpg

ここを5分ほど北上すると、水路に出ます。
この水路は琵琶湖につながっていて、このあたりは水運で栄えた町だったそうです。

b101018_07.jpg
b101018_08.jpg

この古地図の上部に見られる水色の川のようなところが、この水路です。
赤で示されている町割りも、そのまま残っています。


b101018_09.jpg
洋館を見にきたのに、すっかり和の趣です。

こんなに中世の趣がある町で、明治の初めに英語教師を招いて、キリスト教の宣教を受容したというのは意外です。
それだけ、精神的に開かれた商人の町だったのかなーと推測しています。

トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。