「夏至の夕...」

ハマスカ@喫茶おとら　1/15
9/24-30に展示した作品計15点、2003年から2014年までの絵を、制作年順にを紹介します。
喫茶おとら

「ハマスカ」というテーマは、昨年の展示のとき、喫茶おとら店主の夏目さんと話をしていて思いついたものです。
その地点で、横浜と横須賀の絵は、描き下ろさなくても間に合うくらい十分にあり、楽勝かと思えたのですが、意外にも、今までの展示の中で一番苦労しました。

そういう中「この10年間、自分はこうしたかったんだな」というものが見えて、いつもの自画自賛とは違う意味でちょっと感動。
……本人がこういう気持ちになるときって、客観的に見ると超普通なんですよねww

前置きはこのくらいにして。
2003年7月。

夏至の夕石油タンクの白さかな
(横浜市鶴見区　JR鶴見線海芝浦駅から)


会期が終わったらすぐ鶴見に行こうと思い、、、、まだ行ってないです。
今日は無理、明日もダメ、あさっては遠出、金曜は夜なら行けるかな、そして土曜日は何かあったっけ??

と、2週間が経過し、今週もそんな具合です。
でも、この絵を描いたときに使っていた紙や絵具で、今は廃番になったもの、最近使っていなかったものなどを引っ張り出してきたり、新しく調達したりして、10月からは画材セットがちょっと変わりました。

「うすく、軽く、シンプルに」というのが私の制作のテーマでもあるけど、もう一度、ぐっちゃりゴテゴテで重苦しく薄汚い鶴見に戻ってみます。
まだ行動がともなっていなくても、そういう気持ちになっているだけで、新しく何かが始まっているのかな〜。