竜飛岬へ その1 [絵画・イラストレーション]

b140815_6.jpg

はい、真似してみました。

立佞武多が終わり、台風が去った後。
津軽半島の東側、陸奥湾に沿ったエリアに行ってきました。

このエリアの訪問は2回目。
1回目は2007年。JR津軽線の乗り潰し目的で往復しただけでした。三厩はちょっと歩いたけど。

このタイミングで訪問した訳は...
最近、津軽方面との関わりが濃くなってきて、2007年の経験だけでは何かと対応できなくなってきたこと、
そして五所川原周辺に集中しすぎている現在の津軽経験値をもっと広げて行きたいと思い、
津軽半島に一通り行ってみることにしたわけです。

かなりハードではありますが、竜飛岬まではJR青森駅から公共交通と徒歩で行けます。
自分でもタイムスケジュールを調べ、組んでみましたが、
あおたけさんのスケジュールが一番合理的でした(つまり最もハードとも言える)。
かなり参考にさせていただきました。ありがとうございます。

ところが、よーし明朝0614青森発だ〜!と思いつつ寝落ちしてしまい
まさかの寝坊(*^^*)

ていうか、急げば間に合ったけど
やはり、オリジナルのスケジュールで行こうと思い直し、約2時間遅れで青森発。
まずは蟹田駅で下車。
b140815_1.jpg

あれ、レンタサイクルがあるじゃん?!
b140815_5.jpg

???な状態ですが…
海辺の自転車は錆びるものなので、多分大丈夫。
(100円、時間無制限。鍵なし。保険には入っていないので自己責任でと念を押されました。)
一番空気が入っているものを選んでお借りしました。

でもっ、前輪がガタガタでした…。これから借りる方には試乗をおすすめします。

行った先は、海と電車が撮れる有名撮影地、ではなく、松前街道をその反対側(三厩方面)に徒歩20分ほど行った場所にある、観潤山(かんじゅんやま)公園。(フェリーのりばの近く)

小説「津軽」の中で、太宰治がNくんたちとお花見をした場所で、蟹のエピソードが有名です。

蟹田の街を一望!
b140815_3.jpg
電車の音はすれども姿は見えず。
超望遠レンズがあれば何か見えるだろうか??

文学碑越しの海もよかったです。
b140815_4.jpg

↓右のボロかばんは、今回で第一線を退く画材カバン。
10年以上の長いお付き合いでした。ありがとう。そして動態保存。
b140815_2.jpg

寝坊しなければここはスルーだったので、寝坊してよかったです(笑)。
失敗しても前向き(爆)。

2時間ほど蟹田で描いた後、キハで三厩へ。

三厩駅からは町営バスに乗って、

青函トンネル記念館、そして青函トンネル竜飛斜坑線へ。
b140815_7.jpg

東北の駅百選のひとつでした。
b140815_8.jpg

改札まで時間があったので、一旦ここを離れて戻ってきたら行列ができていました。
更に後ろにもどんどん人が増えてきまして、、、

前の人の手をクリアできず…。
b140815_9.jpg

b140815_10.jpg

意外なことに、この日の斜坑線は、観光SLのようでした。
主な客層は、乳幼児連れの若家族たち。
みなさん、子どもが生まれてから初めての帰省、みたいな雰囲気で、
怖がって泣く子の声がトンネルに響きますorz

b140815_12.jpg

b140815_13.jpg

b140815_14.jpg
見学コースは、案内放送が満足に聞き取れない状態(泣)。
ちゃんと静かに見学するように注意もあったし、皆さん静かに聞いていました。
むしろお行儀がよかったくらい。
でも、狭いトンネルにこれだけの人がいたら、自然なざわめきでもけっこうな音量になってしまいます。

お父さんたちの労働者っぽさが、ある意味かなりリアル。
b140815_15.jpg

b140815_16.jpg

大人の社会科見学としてはやり直しが必要になってしまいました。
でも、ここがこのエリア随一の観光施設であること、そして青函トンネルという大事業がこのエリアにとってどういう存在かを身を持って実感できたことは、大きな収穫でした。
ひとことではうまく言えないけど、郷土の大切な存在で、初めての人が来たら最初に連れて行きたいところ、しぞ〜かに例えるなら日本平山頂的な…(笑)。

つづく。

共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。