途中下車の旅 その1(2013年4月-7月展示) [新島々えきなかギャラリー]

新島々えきなかギャラリー 第5期展示です。
アルピコ交通

2013年4月から7月までは、「途中下車の旅」と題して、2012年12月(「春を待つ」の架け替えのとき)、松本に一泊して描いた上高地線各地の絵を中心に展示しました。

観光のお客様は、上高地目指してまっしぐらな方が多く、上高地線自体を楽しむという方は少ないみたいです。
かく言う私も、架け替えに来ても途中下車は新村だけで日帰り、ということが続いていましたが、
ちょっと奮発して安宿を見つけ(奮発じゃないよねw)、松本-渚間を歩いてみました。
夏の展示なのに季節ハズレ全開です。
多分、当時の私はそれでもいいから沿線風景を見てもらおうと思っていたのでしょう。

この2日間はとてもいい制作ができました。
1日という時間と数千円でこれだけの効果があるのだから、もっと思い切った制作をすればいいのに自分。
どうにも小心者で….。

各所での展示や当ブログで既に登場済みの絵ばかりですが、どうぞ。

↓新村 2012年12月
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新村から初めて北アルプスがクリアーに見えた日。
自分の予想と北アルプスがある方角がちょっと違っていました。
気象が絶好のコンディションだったのに、晴天はこの1枚しか描けずとても悔しい思いをしました。一泊して、翌日は曇り。

↓新村駅(新駅舎) 2012年12月
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この左側には、木造駅舎が閉鎖されたまま残っています。
前記事にも描いたけど、「これから100年愛されるように」というスタンスに賛成。
古い駅舎を大切にすることも大事だけど、何よりも鉄道を利用して欲しいです。
ああもっと電車に乗りたくなる絵を描かなきゃ。

駅舎の右端に、某ブラジルの駅とよく似たホーム屋根がチラ見えしています。塗り分けよりも形が似ていたかな?


↓西松本 田川からアルプス 2012年12月
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すごく寒かった、とにかく寒く、体感温度は北海道のマイナス15度より寒く、しまいには紙も絵具も凍って何も描けず、自分何やってるんだろう?!と、、、、
でもそういうのが好きだ。意味不明(笑)。

↓渚駅 2012年12月
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どん曇りなのに山が絶妙にうっすら見えるという絶好のコンディション。
縦位置の方は、人力望遠レンズを使ったわけでもないのに、線路の奥の圧縮間が表現できていてとても好きな絵です。
線路の奥に電車がいて、とてもかわいい顔に描けたのでお暇な方は拡大してくださいね。
(クリックで拡大)
レインボーの塗装を省略したのがバレてしまいますがw

この構図は写真ではよく見ていて、気になっていました。
私は鉄道写真がとても好きで、中でも、人間の目の性能に近いレンズと露出で普通に切り取ったものが好きです。そういう写真は減ってるけど(笑)。
上高地線は、「お立ち台」(撮影ポイント)が少なく、定まったイメージがないので、写真の方のブログとかを見ながらの描画ポイント探しがおもしろいです。

つづく。

アルピコ交通様では、展示してくださる方を随時募集しております。
展示させていただき、ありがとうございます。

【練習6/19】三鷹

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