山のスケッチ その1(2012年4月-12月展示) [新島々えきなかギャラリー]

新島々えきなかギャラリー 第3期展示です。
アルピコ交通

新島々えきなかギャラリーに、初の本格的観光シーズン到来!
上高地や穂高に行くお客様を意識して展示内容を「山」にしてみました。
でも…普段それほど山を意識して描いているわけではないので、意外に「山の絵らしい山の絵」がないものだなあと実感。

元々、私は富士山が見える景勝地で育ったからか、名山とか、主峰と呼ばれるような山より、名もないような山が好きな傾向があります。
今まで、各地の名山を見ても積極的に無視してきたような部分もあり、もったいなかったかなあと初めて思ったり。

↓富士山 2012年3月
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この絵は絵はがきにしているので見覚えのある方が多いと思います。
新島々えきなかギャラリーが初出でした。
ここは高校時代の主要ロケ地なんですけど、ここから富士山を描いたのはこの日が初めてでした。
なぜならその頃は、ここには貨物の引き込み線があって、立入禁止の港湾施設がうじゃうじゃしてたんですよ、富士山なんか目に入らなくて当たり前(笑)。
いつかもっと画力が付いたら、貨物線を描きに来たいと思っていたけど、全然間に合わなかったです。
あの悔しさがあるから今があるのですが。
妙にすっきりしてしまった清水港に、ようやく慣れてきました。

そしてこの絵は、、、、
自分が描いた富士山に全然自信がなくてこの後お蔵入りの予定でしたが、見慣れたら自信がついてきました。
お客様に支えられた1枚です。


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↓岩手山 2006年5月
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立ち位置によって全く形が違うから、岩手山が好きです。
余談ですが….よく似た構図で某ミュージシャンが描いた水彩画があり(ファンクラブ会員限定公開らしい)、その絵とその事実に激萌え。
ああ○田さんもここで描いたのかもしれない…と、以後盛岡に行くたびにここを通ってしまいます(笑)って前にもこのネタ書いたかも。お会いした方にはよく話してますね。

↓岩木山 2011年8月
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岩木山も場所によって違う形に見えます。
でも、違いが微妙で、そこに津軽の方々はとてもこだわっています。
山頂部がこのくらい隠れていると、描いた場所の特定ができないので気が楽です、と、2011年当時は思っていましたが、最近は山裾でも見分けられるようになってきました(笑)。

↓立山連峰 2008年2月
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高岡付近で、食パンの車窓から描きました。
(食パン=寝台車を改造して作った変な電車の通称。食べ物の食パンに形が似ている。)
2月なのに全く雪がなくて、車窓にはかなり拍子抜けしました。
北陸新幹線ができたら、在来線からの眺めが悪くなるし、食パンも引退だろうなー、なんて、山のことは全然考えていなかったのでリラックスしてよく描けました。
食パンの狭い窓、好きだったなー。

↓日本平 2010年8月
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山頂から富士山がきれいに見えることで有名な山です。
山というより丘ですね。
このとき、初めて来た場所から、日本平の山容を改めてまじまじと見ました。
...富士山より好きだな。

↓八ケ岳 2007年12月
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小淵沢駅から少し歩いたところで描きました。
私の絵の中では珍しい雰囲気なので、絵はがきにしたものを覚えている方も多いのではと思います。
某葬儀の直後で、人生の意味を考えると、いい意味で涙が止まらない時期でした。
あれからも葬儀はいくつかあったので、違う雰囲気に描けるかなと挑戦したけど、確変はこのとき1回限りでした(笑)。
それにまた人間の不思議。

つづく。

アルピコ交通様では、展示してくださる方を随時募集しております。
展示させていただき、ありがとうございます。



【練習6/7】1530-1900向原-早稲田※小雨決行 大雨某地下鉄枝線夜
【練習6/8】1600-1800向原-早稲田※小雨決行

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