日本各地の駅 その3(2011/10月-2012/12月頃展示)

新島々えきなかギャラリー第一期の展示作品です。

↓2003年3月　高山駅


この日、この後見る車窓は、私の鉄道乗車史上最も印象的でした。
そんなことは知らずに、左中段にある柱に遮られた古い車庫をコツコツ描いていました。
私的には古いアルバムの中に思い出がいっぱい状態の絵ですが、客観的に見ると普通ですね(笑)。

↓2004年1月 恵比寿駅

この日は、写真美術館に行ってモノクロのいい写真をみて、やっぱ写真に転向しようかと思いながら描いていました。
私の分野での出版業界の状況の変化と、写真のデジ化が始まって、それもアリな頃でした。
転向しなくてよかったです。
今後、もうそのように思うことはないと思います。
でも新しい一眼が欲しいです(笑)。しっかりしろ自分。


↓2006年8月　郡上八幡駅

なんか魔がさして、おみやげ屋で素性のわからない絵手紙用の紙を買って、それに描いたらにじみも発色もめちゃめちゃという思い出の絵です。
やりなおさなきゃ。

↓2006年9月　屋代駅

郡上での反省を踏まえて描いた1枚。
郡上八幡駅はどちらかというとこういう色でした。
古いホームの焦げ茶色の柱が好きです。
だんだんなくなってきちゃったけど。

↓2006年9月　小淵沢駅

蛍光灯の光の下で見る、夕暮れの青い空。
節電とLEDの普及で、この色を見ることもなくなりつつあります。
ただし写真にとっては、最近のあかりの方がいい青になるそうです。

つづく。

※アルピコ交通様では、展示してくださる方を随時募集しております。
展示させていただき、ありがとうございます。