冬木立...【「東京から○○へ」展示作品】

冬木立
汽笛にこだま
なかりけり

芦野公園(青森県五所川原市)　2012年2月
水彩F6

これを描いていると、さっき一緒に津軽鉄道を降りた青年が2回やってきました。
どうも公園内を2周したようです。
よく見ると薄着でかなり寒そう。

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話かけてみると、間違えて降りたそうです。
次の汽車までは1時間もあるし、公園には何もない。
どこか行くとこありますかね〜?みたいな話になりました。
しかし...夕方で、カフェももう閉店してしまいました。
あまりにも寒そうなので、ここから金木(観光施設がある隣の駅)まで歩いて行けるからと、地図を渡して道を説明し、おすすめスポットを紹介しました。
道に迷うかもしれないけど、とりあえずここでうろうろしているよりはいいだろうと思いましたがちょっと無責任だったかなー。

で、描き終わって津軽鉄道に乗って五所川原に向かうと、金木からその青年が乗ってきました。
後からおすすめスポットの人に聞いたのですが、彼は、私に地図を返してお礼が言いたいからと急いでその汽車に乗ったそうです。
my津軽史上、一二を争ういい話です♪

その彼のブログと、彼のお兄さんのブログがおもしろいんです。
なんかレトロなのか今風なのかよくわかんないです自分ww

冬の汽笛は、林をすり抜けてどこまでも遠くに届きそうで、とても好きです。
ストーブ列車の汽笛は、低い音で古いトラックのクラクションみたいです。
「ピョー」という高い音を出す普通列車(メロス)の汽笛が好きです。