平和祈念像【2012/10長崎市東山手甲十三番館展示作品】 [2012年10-11月「東京人が歩いた長崎」]

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平和祈念像 2012年6月 
ハガキ大 水彩

あまりにも有名なこの像。
朝の8時半頃人影もまばらな公園で描き始めたのですが、気がついたら修学旅行生たちが200人くらい集まっていました。
左下の金の折り鶴が印象的でした。
前に来たときは気がつかなかったのですが。

長崎の人は、原子爆弾も幕末も昨日のことのように話します。
体験していなくてもです。
特に、原子爆弾に関しては、風化していなくてすごい継承力だと思います。
まるで東日本大震災よりも原子爆弾の方が新しい出来事のようでした。

東日本人としては若干微妙に思った部分もあるけど、地域の問題に関しては、このくらい自己チュー(地域チュー?)でちょうどいいかも。
自分の事情だけ話されても????ですけど、原子爆弾によって自分や町がどうなったのか、自分の言葉と自分の気持ちでそれなりの客観性を持って語ってくださった方の言葉が響きました。
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東山手甲十三番館は、現在、長崎市が所有する国登録有形文化財ですが、2006年までは個人の所有で喫茶店だったそうです。

という事実は聞いていたもののあまり気にしていなかったのですが。
展示期間中、その喫茶店の思い出話をいろいろなお客様からうかがいました。
いわゆる「観光用の喫茶店」だったらしく、コーヒー一杯が1500円くらいだったようです。
マスターは話好きで、検索してみたら旅人には評判がよかったようですが、

逆に地元の方にとっては遠い存在の喫茶店だったようです....。

そのマスターは、現在、長崎市内の別の場所で、「東山手甲十三番館」とよく似た名前の喫茶店をなさっているようです。
(今でもそちらの名前の方がよくヒットします。)

そんなわけで、これだけ目立つ場所にありながら、「十三番館には初めて入った」という長崎の方が多かったです。
東山手甲十三番館は文化財として、まずは、前の「観光用喫茶店」イメージを払拭することが急務のようです。

ていうか私としては、そのかなり個性的なマスターが経営する現在の店に行ってみたいです。観光客ですから(笑)。
次に長崎に行くときは、最初に行くと思います。
今はコーヒー一杯いくらなんだろうか......。

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コメント 6

suzuran6

¥1,500のコーヒーですか…と思いつつ、確かに旅行(観光)中の食事などには我が家でも平気で¥1,500以上の定食を食べたりしますものね。(お父さんの毎日のランチは平均¥700)
名物店であれば、思い切っていける!!‥かも(笑)
by suzuran6 (2012-11-16 14:49) 

yogawa隼

ギャラリー喫茶が時代の先端でしょう。
by yogawa隼 (2012-11-16 20:14) 

ブリザド

コーヒー一杯1500円でも、それに見合う満足さを感じられればアリだと思います。私の場合、雰囲気+ネルドリップで三杯お代わりできるなら...(汗)
by ブリザド (2012-11-18 20:16) 

sonic

>>suzaran6様
日頃のランチを忘れるほどの旅なら決心できるかも⁈
ちなみに私のランチ代の目安は500円です。3回分、うーん。
by sonic (2012-11-22 18:31) 

sonic

>>yogawa隼様
この頃私もその形態に慣れてきました。
早くから取り入れて、商才のあるご主人のようです。
by sonic (2012-11-22 18:33) 

sonic

>>ブリザド様
モノの値段に、付加価値が重要ですね。好奇心で1500円はちょっと高いです(笑)。
by sonic (2012-11-22 18:36) 

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