いわて銀河鉄道の旅 子繋-二戸 [岩手]

2010年3月20日に乗車した、いわて銀河鉄道の記録です。
(予約投稿です。)

電車は、子繋駅でかつての難所「奥中山越え」を終え、ほっとしたように進んで行きます。

いや、ほっとしたのは電車じゃなくて、見どころをしっかり鑑賞し終えた自分ですが。

実は、盛岡からずっと隣のお客さんが気になっていました。
大学生か、もう少し大人くらいの男子ですが、iPhoneをいじりっぱなしなんです。
しかも使い方は多岐に渡っていました。
web検索から始まり、しまいには「詩」を書いていましたよ.....。

東京の電車でもiPhoneをいじっているお客はたくさん見てきましたが、これだけ長時間に渡って
ひとりの人間がiPhoneを使い続ける様子を観察したのは初めてでした。

この日、本格的にiPhoneが欲しくなりました。
岩手の景色を堪能したり、ハイテク技術を観察したり、何やってるのか自分(笑)。

さて。
小鳥谷駅です。
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ここの近くには、有名な大藤があるそうです。
白壁の駅舎には、大藤の写真があしらわれていました。
岩手の天然の藤は、普通の山のものでも本当にきれいです。
銘木なら、相当美しいでしょうね。
今頃、見ごろかな?

トンネルを越えると、線路周りが広々としてきました。
木々の間に、遠くの町が小さく見えます。
峠を越え、町に向かっている雰囲気です。
このような車窓に遭遇すると、ああそろそろ目的地なのかな、という、ほっとするような、残念なような気持ちになります。
そして、今までに見てきた同じような車窓をいろいろと思い出します。
峠越えの鉄道は、場所は変わっても、同じような雰囲気で町と町を結んでいると感じています。

やがて、線路そのものが広くなりました。
ただし、線路は撤去されていました。

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かつては鉄道の街として栄えていたという一戸町。
一戸駅です。

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鉄筋の国鉄風駅舎。

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いいホーム屋根(ブレていますが、ふるい駅名の看板が中央に写っています)。
ひなびた駅前。
とても下車してみたい駅です!!

一旦少しだけ町らしくなった車窓は、また林と農地の風景になりました。
ただし、ここからの線路は直線的。
耳がツーンとする長いトンネルを越えると、下車する二戸駅に到着しました。

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いわて銀河鉄道は、このあとも続きますが、この日はここで下車。
ひとまず、お疲れさまでした!!

岩手の記録、続く。
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コメント 6

斗夢

ヨーロッパを電車で旅行しますと、車窓から遠くに教会の尖塔が見えてくると街が近づいてきます。あの風景が好きです^^。
by 斗夢 (2010-06-20 06:09) 

manamana

iPhoneで詩を書くなんて、素敵ですね。
by manamana (2010-06-20 08:17) 

sonic

>>斗夢様
素敵な車窓ですね!
海外は行ったことがないので憧れますが、飛行機が苦手で。
日本では、町が近づくと車窓に現われるのは
カーディーラー、石材店、大型量販店、パチンコ屋さん
でしょうか。
by sonic (2010-06-20 18:06) 

sonic

>>manamana様
とても素敵でした。
わたしも真似していますが内容は謎です。
彼がどんな詩を書いていたか、とても気になります。
by sonic (2010-06-20 18:09) 

emu310

iPhoneその使い道、私には思い浮かびません。
お隣さん、凄いですね。欲しくなったsonicさんも。
いわて銀河鉄道、ひと段落ですね。
あー楽しかった。ありがとうございます。
by emu310 (2010-06-22 06:26) 

sola


はじめまして。

私のふるさとの話でしたので、嬉しく拝見させていただきました。
ありがとうございました。
by sola (2011-02-05 18:17) 

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