寒風山【「旅の水彩日記」展示作品】 [2013年7−8月「旅の水彩日記」]

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寒風山(秋田県男鹿市) 2005年7月

このときはJR東日本の「三連休パス」で、
秋田新幹線-男鹿線-1泊目能代-五能線-八戸線-三陸鉄道-2泊目宮古-岩泉線-山田線-東北新幹線
という行程でした。
3日間、天気に恵まれて暑かったです。


この頃は鉄道関連の絵が一番ウケていた頃なので、ただの山の絵はつまらないような気がしていて未発表でした。
(鉄道博物館完成に向けて、あおりが始まった頃)
でも、モチーフに関わらず、見たいと思って狙って行った場所の絵には、古くならない強さがあるなあと思いました。
この頃の自分の絵は、ただの山、ただの畑ほどおもしろく、ちゃんと描いていたのに、発表する段階で世の中におどらされていた感があったと、今になって思います。

寒風山は、小学校の教科書で読んだ「八郎」という民話の中で、「おら、さみぃ(寒い)」と言いながら山になったシーンが印象的で、いつか麓から見てみたいと思っていました。
でも、真夏で民話と全然違う(笑)。

ああそういえば、絵具用の水を汲むのを忘れて、自販機でミネラルウオーターを買って描いたんだった。

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