某民家を描きに行った(3)渡良瀬遊水池 谷中村遺跡 [遠征]

民家を描いた後、渡良瀬遊水池を案内していただきました。
初めて来ました。

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しかし、ここは非常〜〜〜に広く、全容を見るにはドライブでも1日がかりだそうです。
なので、ほんのさわりだけ見ました。
北海道のサロベツ原野みたいでした。

渡良瀬遊水池といえば、足尾銅山鉱毒事件と田中正造。
私は小学校の国語の教科書で習いました。

谷中村遺跡です。
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鉱毒の被害を受けてしまい、遊水池を作るために立ち退いた村の遺跡です。
遺跡といっても特になにもなく、緑の丘が続いています。

ここは村役場があったあたりの丘で、これは桑の木です。
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桑の木は低木の部類と認識していますが、これはちょっとした一本桜くらいの大きさです。
家がなくなり、人がいなくなっても、木だけは育ってきたのかなあと想像しました。

他にも案内板とか少しありましたが、残念ながらかなり傷んでいる状態でした。
保存会による保存活動が行われているようですが、ここまで手が回らないのでしょうか?

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左側は池ですが、背丈よりはるかに大きい葦とかヨシかそういう草に覆われています。

足尾銅山鉱毒事件は、最近の有害物質散乱事件とちょっと似ている気がしました。
この村のことを調べたら、何かヒントになるかもしれません。

今、天皇に直訴する政治家は..............いないだろうなきっと。
世の中を動かすのは、何十万人の一般人による決起集会よりも、一人のプロ政治家の直訴のような気がします。

田中正造が直訴したのは被害がはっきり出た後だったから、現代の直訴が出てくるのももっと待たないといけないのかも。

ていうか
陛下、おねがいします。(プチ直訴ww)
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