絵はがきランキング14位+無許可剪定問題 [2013年1月「東京から○○へ」]

14位はこちら。

上毛電鉄 西桐生駅

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2012年3月、BBつばめのレトロ電車貸し切りツアーのとき描きました。

鉄道イベントや団体行動のときには、可能な限りその場の空気に合わせるので、今までは車庫見学とか行ったら写真で妥協していました。
でもなんかスイッチが入ってしまったようです。
ひとりで違うことをしているのはどうなんだろう?と気になりました。
でも誰も気にしてなかったみたい(笑)。

とはいえ、ツアー自体が写真撮影を想定したものなので、時間が全く足りなかったです。
この駅は解散した後もう一度立ち寄って着色しました。
ついでに桐生の街を見ましたが、震災被害が大きくてびっくり。
ガレキ受け入れ問題で叩かれてしまった桐生(というか某議員)ですが、これじゃ自分たちのことで精一杯だろうなあと思いました。

まあそれはともかく。
個展でお世話になっている檜画廊では、定期的に丸木俊先生、位里先生の絵画展をしており、1960-70年代の海外での水墨画スケッチをいろいろ見ました。
その頃は、今ほど海外旅行が自由ではなかったのにどうやって行って描いたのか不思議に思い、質問したところ、「団体旅行で描いた」とのこと。
時間的精神的に、団体行動の中で絵を描くことが可能なのかと驚きました。
可能か不可能かじゃなく、やればできる。
このときのツアーでそう思いました。

--------話題が変わります----------
一部鉄道撮影者による無許可剪定・草刈り問題について。

数年前、某webサイトで「マナー」「撮り方」を両方扱いました。
「草刈り」「剪定」問題があることは知っていましたが、触れられませんでした。
今もできれば話題にしたくないです。
それだけ深い問題です。

しかし、私がこう思って問題から退いてしまったこの姿勢こそがまさに、2ちゃんとかで指摘されている「自浄作用がない」ということだと思います。

自分の経験ですが、デジカメにしてから実景への謙虚さを失いました。
画面のすべてをコントロールできるような気持ちになり、このままでは精神的に自滅すると思いました。
私は枝払いも草刈りもしたことはありません。
なぜなら、いい感じの場所はたいてい、既に刈ってあるからです。
もちろん、許可を得て刈った場所も多々あると思います。
でも、この状況を利用することに何も感じなくなっていたなら同罪ですよね。

今は、絵に完全回帰しましたので、これからは「余計なものは描かない」という脳内吉永エフェクトで枝払い、草刈りします。
何の問題改善にもなっていないですが、話題にしたことが小さな一歩になればと思っています。

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