浦上天主堂と平和町商店街【2012/10-11東山手甲十三番館展示作品】 [2012年10-11月「東京人が歩いた長崎」]
浦上天主堂と平和町商店街 2012年8月
ハガキ大 水彩
原子爆弾が投下された浦上は、長崎市内ですけど、グラバー園や十三番館があるエリアとは国鉄の一駅分離れた隣町です。
なので異国情緒などはほとんどなくて、原子爆弾がなかったら、観光客が団体バスで大挙して来るようなエリアにはならなかったのではないかと思います。
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長崎を東京に例えると、グラバー園のあたりが谷根千あたりのブランド町だとしたら、浦上は私が住んでいる豊島区の普通の住宅街くらいの感じです。
そんな浦上が地味に好きで、宿泊はいつも浦上です。
宿までは松山町の電停からちょっと歩くのですが、この坂が好きです。
商店街も好きなんだけど、観光地ではないので、よそ者が店頭で立ち止まると中からおじいさんが出て来て無言かつ微妙な距離感でこっちを見ている感じ?!
浦上に馴染むにはまだまだ時間がかかりそうなので、朝晩、商店街が閉店してからこそこそ描きました(笑)。
5年前に初めて浦上に行ったとき、「某物理現象が沈静化するまではかなり時間がかかるらしいけど、今は大丈夫なのか?!3泊くらいはいいだろうか。」と、真剣に考えました。
しかし、まさか自分の住むエリアがリアルタイムに某物理現象の渦中になってしまうとは。
哀れむような気持ちで浦上を見ていた自分を恥ずかしく思いました。
これから先、浦上から学ぶことが多くなるだろうなと思っています。
作品を見ていると、アンジェラスの鐘が聞こえてきます。
歴史的にも奥深さを感じているのです。
浦上天主堂と大浦天主堂の違いを把握したいと思います。
by yogawa隼 (2012-12-10 17:07)
子供のころ(幼稚園入園前)、すぐ近くに住んでました。
家の入り口以外、あまりよく覚えてないんですけどね…。
by Lionbass (2012-12-10 17:33)