オランダ坂【2012/10-11東山手甲十三番館展示作品】 [2012年10-11月「東京人が歩いた長崎」]
オランダ坂 2012年8月
SM(サムホール) 水彩
私はこの場所のことを「オランダ坂上」と呼んでいます。
坂上とか坂下って表現をよく使うのは関東だなあなんて思いながら。
十三番館の下がオランダ坂下。
ここはとても多くの人に描かれています。
行ってみると、座り込むのにちょうどいい段差があり、ああそういうことだったんだ!!と納得しました。
でも、座ってしまうと稲佐山が見えなくなるので、私は立って描きました。
ここでスケッチするのは憧れでしたが、実際行ってみると蚊が多くて参りました。
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絵を描く人がいる観光地の風景を「雰囲気がいい」と感じる人と、「邪魔」と感じる人と両方だと思います。
私は自分で描いているにもかかわらず後者です。
理由はどうあれ、公共の場所に長時間座り込むのは問題だと思っております。
それから、団体さん、お教室はよくないと思っています。
今、写真のマナーがすごく問題になっていますけど、いずれ絵にもそういう問題がまわってくると思います。
これ以上、水彩スケッチが流行らなければいいのに。
メーカーさんの都合なのか、簡単にできそうな雰囲気で流行らせれますけど。安易なゴリ押しは自分たちの首をしめることになるのではと危惧しています。
まあ、まわりが見えていない人に風景画の趣味は長続きしないと思うので大丈夫でしょう(笑)。
何はともあれ、この定番構図をクリアーしたことで、長崎の仲間になった気分です。
「安易なゴリ押しは~」は分かる気がします
(室内に置いた自分の自転車を見ながら...汗)
by ブリザド (2012-12-04 22:28)
>>ブリザド様
ブリザドさんはよい加減で楽しんでおられて、知的だなあと思います。
自転車には道路交通法とか体力の壁とかあるから、過度のゴリ押しがなくて安全ですね。
by sonic (2012-12-06 11:49)