たてまつる(江戸町) [長崎]
今回唯一の散在ポイント(笑)。
2年前、龍馬伝の取材のときに行って、すっかり気に入ってしまった雑貨店「たてまつる」です。
県庁の門前町的な存在の「江戸町商店街」にあります。
県庁の場所は、江戸時代には「西町奉行所」があったので、その奉をお店の名前にしたそうです。
中でも好きなのが手ぬぐいです。
のれんのようにひらめいているのは、あじさい(おたくさ)の手ぬぐい。
シーボルトが愛した、長崎を象徴する花です。
長崎は、くんちのときに町内ごとに手ぬぐいを作るそうで、染めの文化も深いものがあるそうです。
そのためか、手ぬぐいのお土産品もかなりいろいろなものがありますが、ここのが一番好きです。
この色の華やかさ、シンプルさがいいんです〜。
手ぬぐいには、絵柄をプリントした小さなカードがついているのもうれしいです。
これは卓袱料理の絵柄。
手ぬぐいを使ったトートバッグもあります。
長崎はかわいいモチーフになる風景にあふれています。
あぁなんか落ち着いて図案的なことをやってみたくなってきた〜。
↑たまにそう思うのですが、こらえ性がないので挫折しっぱなし。
目の前にあるものを無責任に描き、二度と同じものを描けないのが自分の性質なんですよねw
いい図案を見ると、少しこらえ性を養って、絵の分野の中で仕事の幅を広げたい気持になります。
長崎県庁は、港の埋め立て地に移転が決まっていて、現在の場所は出島と併せて、江戸時代の姿を思い起こせるように再開発するそうです。
奉行所の跡に、現在のお役所があるという流れもとても好きなのですが、どんな形になるのかとても楽しみです。
個人的には海軍伝習所(と復元された船)があるといいなぁ。
たてまつるWeb site