笠間焼(箱田焼)発祥の地 久野陶園(2) [書道・工芸]

前回の記事から続きます。

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久野陶園には、このような近代的な機械がいろいろありますが、それらはひとつのモーターで動くしくみになっています。

このモーターです。
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モーター自体は二代目(だと思う)だそうで、近くには先代モーターも転がっていました。

ちなみに、あの「富岡製糸所」も、ひとつの蒸気機関で全部の機械が動くしくみで作られています。
久野陶園にも、それと同じような近代的合理精神を感じました。

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モーターからは、回転軸が地面に、バンドが天井部分に延びています。

画面中央を、奥に延びている棒が回転軸です。
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斜め上に延びているのがバンドです。
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回転軸は複数個の電動ろくろにつながっています。
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バンドは、石臼や粘土を切る機械につながっています。
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各機械には銘版が付いているものもありましたが、土にまみれて読み取れませんでした。
歯ブラシで掃除すれば、読めそうです。
読めるものには、下館の工場の名前がありました。
そこは、現在も続いている会社だそうです。

それぞれいつごろ作られたものかは調べればわかるようです。

この日は、絵付けをするつもりで行ったのでそのような用意がなかったのです。
芸術意欲よりも産業遺産スイッチが入ってしまった!!
いや、まだここは動いているので遺産ではないです。

遺産にしないために微力ながら出直します。

続く。

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