東京神学大学 メサイア音楽礼拝 [日々の生活]

武蔵境の用事というのは。
(この記事は宗教についての話題を扱っております。公共の場にふさわしい内容になるように心がけてはいますが、気になさる方は閲覧をお控え下さい。)

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南口からバスに乗って、東京神学大学の「メサイア音楽礼拝」に行きました。

このエリアには、キリスト教系の大学がいくつかあります。
来年度から皇族の方が通われる大学もあります。

そことこことはかなり違って、こちらは、牧師(プロテスタントの伝道者)になりたい人が行く大学です。
そんな大学の学生会コーラス部が、ヘンデルの「メサイア」を唱うのです。
クリスマスをお祝いして、毎年この時期に行われています。

ヘンデルのファンとしてはかなり気になっていました。
(ヘンデルというのは、「もろびとこぞりて」とか、「表彰式のときに流れる曲」の作曲者です。)

知り合いがコーラス部にいて、今回初めての鑑賞です。

世間のクリスマスの全く逆ですね。地味です。
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校舎までの道は、春には桜のトンネルになるそうです。
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校舎です。
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「メサイア」は3部、53曲から構成されており「イエス・キリスト」の誕生、受難、復活から成る生涯を唱っています。
2部の最後の曲、いわゆる「ハレルヤコーラス」が有名です。

礼拝堂の入口です。
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入口は普通ですが、中は昭和後半モダンという感じでステキですよ!

入口では、プログラムと「ハレルヤコーラス」の楽譜が渡されます。
プログラムには演奏される曲の歌詞(英語の古語)と、日本語の対訳がついています。
詩の内容は、聖書の一部です。
有名でわかりやすい箇所が多く、曲調もポップなので、鑑賞には特に宗教的センスはいらないと私は思いますが、こういうものは好きずきですからなんとも言えません。

説教を含め、全部で2時間半。
歌詞の意味を理解した歌唱と、本来の目的に近いかたちでの演奏はとてもすばらしかったです。
芸術は技ではなく心だと実感しました。
もちろん、ハイレベルな技が伴っていたことは言うまでもありませんが。

メサイヤは、お気に入りBGMで年間500回くらいは聴いていますが、こうやって歌詞を見ながらじっくり聴くことはめったになく、あらためていいなあと思いました。
余談ですが、仕事中は無音またはクラシックを好んでおります。
特にヘンデル、バッハなどバロック音楽が好きです。

なんて書くととっても賢そう(笑)。

後は「電クラ」ですね(笑)。
電車の音を聞き分ける繊細な耳は、クラシック音楽に培われたと勝手に思っていますが、鉄ちゃんの皆様はどうですか??

最後に、用意された封筒の中に「献金」を入れ、出口の箱に投函します。
額は決まっていません。
来年も開催できるように、応援の気持ちで献金しました。

いい気持ちで帰路に着くと

sonic「キターーーーーーー!!」
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同行者御一行様「?!?!」

続く。
追記(2010/12/02) 2010年メサイア音楽礼拝のお知らせはこちら!
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